こんにちは、久保です。

禁酒して約2年になります。

もう、飲みたいという気持ちは一切なくなりました。

飲みたいのに、我慢しているわけではありません。

むしろ今は、
「酒は飲みたくない」という気持ちしかありません。

 

もともと、私はアルコール依存症でした。

と言っても、
医者に行って診断されたわけじゃないですけどね。

ただ、もし医者に行ったら
確実にそのように診断されていたでしょう。

酒を止めるまでの7、8年は
1日たりとて飲まない日はありませんでした。

そんな私が、「もう酒は飲みたくない」
という状態になってるんだから、
人間、変わるものです(笑)

 

なぜ酒を止めようと思ったのか

そもそも、完全に酒に溺れていた私が、
なぜ酒を止めようと思ったのか?

それは、酒を飲むことによって
「時間」と「お金」をムダにしているなー、
ということを強く実感したからです。

 

中国輸入ビジネスで脱サラしたのはいいんですが、

脱サラしてからは、
毎日昼からビールを飲んでましたね。

飲みながらでも、十分仕事なんて出来る、
と思ってましたが、
実際、仕事になるわけないんですよ(笑)

で、仕事を投げ出し、ネットを見たりしながら
ひたすら酒を飲む。

こんな毎日でした。

 

そんなことを繰り返しているうちに、
いい加減、これじゃダメだと思いました。

 

酒を飲んでる間はもちろん、
飲んだあとも時間をムダにしてますからね。

酔いがさめるまでの時間、
二日酔いの時間。

 

また、サラリーマン時代のことも
考えてみました。

毎日終電で帰って
そんな時でも酒を必ず飲む。

ただでさえ、自由に使える時間が少ないなら、
なおさら酒なんか飲んでる場合じゃなかったです。

もっと他のことに時間を使うべきでした。

 

そんなことを色々考えていたら、
酒は止めるべきだ、という結論になりました。

とはいえ、今回が初めての禁酒ではありません。

サラリーマン時代から、何度か
禁酒には挑戦し、失敗してます。

それまでは、最高で1か月くらいの禁酒でした。

今回で5回目くらいの挑戦になりますが、
ようやく完全に酒を止めれました。

 

酒はガマンや意志の力では止められない

酒を止めた、というと
「意志が強いですね」って言われるんですが、
それは間違いです。

私は特に意志なんか強くありません。

というより、意志の力で酒は止められません。

意志の力で酒を止める = 酒を飲むのをガマンする

ってことですからね。

そんな苦行を一生続けられますかね?
絶対ムリですよね。

 

酒を止めるためには、

「酒を飲みたいという気持ちがなくなる」

さらには、

「酒をキライになる」のが一番です。

 

私の場合、
酒で多くの時間をムダにしたことを
何度も何度も思い返しました。

時間だけじゃなく、お金もムダにしたこと。

酒で失った人間関係のこと。

酒で命を失いかけたこと。

 

そのようなことを、いろいろ思い出しているうちに、
怒りが沸いてきて、酒がキライになりました(笑)

 

禁酒のメリット

禁酒してからよかったなと思う事はいくつかあります。

1.お金を無駄遣いしなくてよくなった

2.時間を有意義に使える

3.眠りが深くなった

4.精神的な安定

 

主にあげると、以上の点ですかね。

やっぱり人生において、
時間は1番大切ですよ。

 

飲まなくなって、
時間を有意義に使えるようになっても、
やりたいことが多すぎて、
全然時間が足りないくらいです。

 

これが酒を飲んでいたら、
もっと時間が足りない、
ということですからね。

 

あと、4.精神的な安定

これも大きいですね。

酒を飲んでいると、
やっぱり肉体的にも精神的にも、
疲れますよ。

エネルギーを吸い取られるというか。

 

サラリーマン時代は、常に二日酔い状態でした。

こんな状態では、
ただでさえつらいブラック企業勤め、
更につらく感じるのは当たり前ですよね。

酒を止めてから

酒を止めてからも、飲み会には
普通に参加しています。

炭酸水をおいしく飲んでます。

そもそも、私は酒を飲むと、

・しゃべるのもめんどくさい
・人の話を聞くのもめんどくさい
・途中から寝始める

ということで、どっちにしろ
飲まない方がいいんです(笑)

 

ところで、私が「酒を止めた」と言うと、
周りは何故か、飲ませようとしてきますね。

 

「酒も適量飲んでれば百薬の長ですよ」

とか何とか。

そんなこと、何回も聞いたことあるわ!!

そういうお前が、適量で済ませてるところなんて
見たことないけど。

って感じです(笑)

 

あと、体にいい、って言うなら、

なぜ、

「野菜ジュースとか青汁を毎日飲みましょう」

とは言わないんでしょう?

 

そっちの方が、健康に良さそうじゃありませんか?

でも、そういうことは絶対に言いませんね。

 

酒飲んで、得だと思ってれば、
自分だけ飲んでいればいいじゃないですか。

 

酒の席に行くと、それが一番面倒ですね。

あまりにもしつこいと、
顔にビールかけてやりたくなりますが、
ガマンです(笑)

 

酒を飲んでる頃は、

「酒を飲まない人は、人生を損している」

「酒を飲まない人とは、仲良くならなくてもいいや」

などと思っていました。

 

今思うと、ほんとにバカで恥ずかしいですね。

飲まない人からすれば、

「そんな奴、こっちからゴメンだ!!」

って感じですよね(笑)

 

そもそも、人生において、
酒しか楽しみがない、
なんてはずはないです。

むしろ、酒しか楽しみがない人生を過ごしている方が、
よっぽど哀れで損してますよね。

 

そんな恥ずかしいことを
平気で思ってたんだから、
救いようがないです(笑)

 

飲みの誘いをくれる人の中には、

「酒は止めたよ。でも、炭酸水飲んでるからいいよ、行こう」

と言うと、その後の返事がない人がいます(笑)

別に、酒を飲もうが飲むまいが、
私は私なんですけどね。

別に、1人で飲んでればいいのに。

まあ、酒が無いと成り立たないような関係なら
別に要りませんし、
今度から、こっちも返事もしません。

 

今後も飲みませんが、
自分好みの女性とデートをした時に、

「いいじゃん、今日くらい飲もうよ♪」

って言われたら、0.3秒くらい考えるかもしれません(笑)

でも、飲まないと思いますが。

 

まとめ

 

酒を止めてみて、メリットばかりなんですが、
酒を止めようと全く思ったこともない人には、
別に禁酒は勧めません。

 

ただ、これまでに

「止めようかな」

「止めたい」

と思ったことが1度でもあるんなら、
止めた方がいいと思います。

また、酒を止めたいと思っているなら、
以下の本を読むといいですよ。

私が最終的に酒を止めれたのは、
この本のお陰である部分も多いです。

禁酒セラピー